オープンソースソフトウエアは、頻繁に更新されながら成長してきました。しかし、一般のユーザには、インストールやアップグレードの困難が障害となって、最新のオープンソースソフトウエアを、容易に利用できる環境が整っておらず、オープンソースによるデスクトップ環境の普及の障害になっていると思います。
G-Updateは、そのような問題を解消するため、Debian GNU/Linux のデスクトップ環境において、一般のユーザが簡単にアプリケーションのインストールおよび、更新ができる環境を提供することを目的として開発されています。
Debian GNU/Linux は、apt コマンドにより容易に最新の状態にアップグレードできます。しかし、一般のユーザには、コマンドラインから入力して実行することは、難しいと思います。G-Update では、一般のユーザでも apt の機能をマウスだけで利用できるようにしています。また、G-Update でインストールしたアプリケーションの更新/削除ができるアプリケーション管理マネージャーも開発しています。将来的には、ユーザとアプリケーションの開発者が、意見を交わせる場を設け、ユーザの意見が開発者にフィードバックされる環境を提供していこうと考えています。
自分のお気に入り/他のユーザに使ってもらいたい/広めたいアプリケーションを登録し、管理してくださるメンテナを募集しています。詳細は、メンテナについてを参照してください。
G-Updateは、以下のアプリケーションから構成されています。主な機能は機能、使いかたについては使いかたを参照してください。
G-Updateの各アプリケーションは、フリーソフトウエアで、GNU General Public License(GNU GPL) に基づいて配布されています。GNU General Public License(GNU GPL)に従って、自由に再配布、改変をおこなうことができます。GPL の詳細は、以下の「GNU 一般公衆利用許諾契約書」もしくは、非公式の日本語訳を参照してください。
当プロジェクトは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の2003年度 オープンソフトウェア活用基盤整備事業の一環として、株式会社 グッデイが初期開発を行いました。
アプリケーションインストール、アプリケーション管理
アプリケーション情報管理サーバ
Debian パッケージ管理サーバ
PGP 署名クライアント
GPackage 2.0.0 をリリースしました。変更点は以下です。
バージョン管理
プロジェクトの目指すところ
G-Update を debian に取り込んでもらおうと言うことで話をしました。 現在の debian のパッケージのページ (http://www.debian.org/distrib/packages)に置き換わるものにしようという意見でまとまりました。 その目標を満たすために下記の作業が挙げられました。 随時作業を行っていこうと思います。
今回の方向性の決定により、現在の G-Update の機能と大幅に変わることも考えられます。
プロジェクト公開サイト
GSig
この問題はバージョン 0.1.4 で修正されています。
脆弱性のあるバージョンは、0.1.3 およびそれ以前の全てのバージョンです。
該当するバージョンをお使いの方は、至急、0.1.4 へバージョンアップをご検討ください。
GPackage
この問題はバージョン 1.2.5 で修正されています。
脆弱性のあるバージョンは、1.2.4 およびそれ以前の全てのバージョンです。
該当するバージョンをお使いの方は、至急、1.2.5 へバージョンアップをご検討ください。
プロジェクト公開サイト
プロジェクト公開サイト
プロジェクト公開サイト
プロジェクト公開サイト
プロジェクト公開サイト
| 名前 | 必要なバージョン | |
|---|---|---|
| OS | Debina GNU/Linux | Sarge |
| デスクトップ環境 | KDE | 3.3.2 以上 |
| ブラウザ | mozilla-firefox | 1.0 以上 |
| PGP | gnupg | 1.0.6 以上 |
| 実行環境 | ruby | 1.8.2 以上 |
| ライブラリ | libgtk2-ruby | 0.11.0 以上 |
| libgettext-ruby1.8 | 0.8.0 以上 |
例として、gpackage-1.2.4 の場合の手順を記します。ソースをダウンロード後、以下の操作でインストールできます。他のアプリケーションについても、同様の手順でインストールできます。バージョンの部分(以下の例の場合 1.2.4)は、ダウンロードしたバージョンに置き換えてください。
| $ tar zxvf gpackage-1.2.4.tar.gz |
| $ cd gpackage-1.2.4 |
| $ make |
| $ su |
| Password: [rootのパスワード入力] |
| # make install |
Debian GNU/LinuxのSargeを使用している方は、以下のapt-lineを、/etc/apt/sources.listに追記してください。
deb http://dist.good-day.co.jp/packages/ ./
deb-src http://dist.good-day.co.jp/packages/ ./
その後、apt-get update && apt-get install gpackage でインストールできます。WebUpdate, PkgUpload, GSig についても同様にインストールできます。
exec x-session-manager のようにセッションマネージャを起動しておき、~/.xsession 以下の内容を記述します。
autoupdate.rb > /dev/null &
exec x-session-manager
追記後、一度ログアウトして再度ログインするとトレイアイコンが表示されます。
コンソールからコマンドを実行し、以下のように設定します。
| $ su - |
| Password: [root のパスワード] |
| # dpkg-reconfigure debconf |
1.Noninteractive を選択

2.Ok を選択

3.medium を選択

4.No を選択
インストールができたら、GPackageを使用してアプリケーションのインストールができます。
グッデイが管理している WebUpdate(http://update.good-day.co.jp/webupdate/public/)から、インストールしたいアプリケーションをインストールできます。
例として、メーラーの Sylpheed をインストールする方法を示します。
まず、WebUpdateのサイトへアクセスすると以下のようなトップページが表示されます。

アプリケーションジャンル一覧から、[インターネット]カテゴリの[メーラ]をクリックすると、メーラのアプリケーション一覧画面が表示されます。

右下の[インストール]ボタンをクリックすると、確認のダイアログがポップアップ表示されます。

[OK]をクリックすると、Rootのパスワードを聞かれるので入力し[OK]ボタンをクリックします。

(*)初めてインストールを行う場合、[sylpheed.gpi を開く]のダイアログが表示されます。[右で開く]をのプルダウンからその他を選択します。右の図のような[ヘルパーアプリケーション選択]のダイアログが新たに開かれるので、/usr/bin/gpkginstaller を選択します。[今後自動的にこのファイルタイプを処理する。]にチェックを入れておくと、毎回選択する必要がなくなります。

正常にインストールが終了すると、「インストールが完了しました」と表示されるので、[閉じる]ボタンをクリックすると終了します。
インストールダイアログのボタン説明

もし、PGP署名が不正な場合は、警告表示のダイアログが表示されます。
不正な署名ダイアログのボタン説明

また、インストール中にエラーが発生した場合は、エラーダイアログが表示されます。
エラーダイアログのボタン説明
GPackageには、アプリケーション更新お知らせ機能(autoupdate)があります。設定は、インストールのアプリケーション更新お知らせ機能の設定を参照してください。
インストールされいるアプリケーションの更新がれば、タスクトレイのアイコンが、緑色から、赤色へかわります。
更新がないとき:![]()
更新があるとき:![]()
トレイアイコンをクリックすると、[更新アプリケーション一覧]が立ち上がります。更新したいアプリケーションの左にあるチェックボックスにチェックを入れて、[インストール]ボタンをクリックします。アプリケーションのインストールの時と同様、Rootのパスワードを聞かれるので、入力して[OK]ボタンをクリックするとインストールが始まります。
更新アプリケーション一覧のボタン説明
GPackageには、アプリケーション管理マネージャ(appmanager)があります。WebUpdateからインストールしたアプリケーションの更新/削除/詳細情報表示ができます。
[KDEメニュー]→[Debian]→[アプリケーション]→[システム]→[AppManager]から起動できます。下の図では、GIMP2 が、2.0.4-1から2.0.5-1にバージョンが更新されているのが確認できます。
更新したいアプリケーションを選択して、[更新]ボタンをクリックすると、アプリケーションのインストールの時と同様、Rootのパスワードを聞かれるので、入力して[OK]ボタンを押すとインストールが始まります。
削除も同様に、削除したアプリケーションを選択して、[削除]ボタンをクリックすると、Rootのパスワードを聞かれるので、入力して[OK]ボタンを押すと削除が始まります。
アプリケーション管理マネージャのボタン説明
G-Update は、各アプリケーションのメンテナの方々によって管理されています。自分が作ったアプリケーション、勧めたいアプリケーション、便利なアプリケーション、愛しているアプリケーションなど G-Update に登録したいアプリケーションがある方、もしくは、G-Update に登録されているパッケージやアプリケーション情報の更新をやってみたい方は、メンテナになっていただくと楽しいでしょう。メンテナは、各アプリケーションで申請でき、複数のアプリケーションのメンテナになることも可能です。
各アプリケーションのメンテナの役割は以下のようなかんじです。
PGP署名は、G-Update 付属の GSig により、容易に署名できるようになっています。
新規ユーザの登録があった場合は、MyPage の[メンテナンスメニュー]の[承認待ちユーザ]の後ろに、承認待ちのユーザ数が表示されます。

[承認待ちユーザ]をクリックすると、承認待ちのユーザ一覧が表示されます。承認するユーザの[承認チェック]にチェックをして、[承認]ボタンを押してください。
アプリケーションの更新の手順を示します。
MyPage の[メンテナンスメニュー]の[メンテナンスアプリケーション一覧]から、メンテナになっているアプリケーションの一覧ページへ遷移できます。

メンテナンスアプリケーション一覧ページでは、アプリケーション情報更新の承認待ちの有無、スクリーンショット更新の有無、承認待ちの新規メンテナの有無がわかります。アプリケーション情報を更新するアプリケーション名をクリックします。

アプリケーション情報の更新画面が表示されるので、変更する項目を入力後、右下の[修正]ボタンをクリッックします。

更新が正常に行われた場合、以下のような画面が表示されます。修正したアプリケーション情報は、GSig で承認として、PGP署名を行わないと反映されません。

もし、パッケージの更新がある場合は、PkgUpload のサイトへアクセスして、パッケージおよびソースなどをアップロードしてください。認証できかれるユーザ名とパスワードは、WebUpdate で登録しているものを入力してください。
次に、GSig でPGP署名をします。起動する前に、GSig がインストールされていることと、PGPの鍵が作成されていることを確認してください。
PGP鍵が作成されていない場合、gpg コマンドで作成してください。
| $ gpg ----gen-key |
GSig は、gsig コマンドで起動できます。
| $ gsig |
起動すると、ユーザ名とパスワードを聞かれますので、WebUpdate に登録しているユーザ名とパスワードを入力してください。

自分がメンテナであるアプリケーションの、アプリケーション情報およびdebianパッケージに更新がある場合、リストに一覧が表示されます。先ほどは、Sylpheed を更新したので、Sylpheed が一覧に表示されています。一覧左のチェックボックスで、PGP署名をするアプリケーションを選択します。選択後、下の[ダウンロード]ボタンで、PGP署名を行うアプリケーションの、アプリケーション情報および、debainパッケージがダウンロードされます。

ダウンロードが完了すると、一覧の[パッケージ]、[アプリケーション情報]に、ダウンロードしたファイルの場所が表示されます。下の[署名]ボタンをクリックすると、PGP鍵のパスフレーズを聞かれるのでにゅ力してください。

署名ファイルをアップロードします。下の[署名アップロード]ボタンをクリックすると、アップロードされ、正常な場合一覧の[登録]に「登録済み」と表示されます。
ジャンルは、メインジャンルとサブジャンルから構成されています。
例として、その他/ユーティリティというジャンルを新たに追加する手順を示します。
以上で、その他/ユーティリティというジャンルが追加されます。
削除については、以下の制約があります。
WebUpdate にログイン後、MyPage の右下に表示されている[ジャンル管理メニュー]から管理ができます。ジャンル情報管理、メインジャンル情報管理、サブジャンル情報管理にわかれているので、管理する情報を選択してクリックしてください。

ジャンル情報管理、メインジャンル情報管理、サブジャンル情報管理の各画面

| package | パッケージ名 | アプリケーションのパッケージに入力したパッケージ名 |
| type | 型 | 質問に対する回答の値の型 boolもしくはstringを設定 |
| default | デフォルト値 | 質問に対する回答のデフォルトの値 |
| display_str | 表示文字列 | インストールもしくはアップデート時に、表示される質問の文字列 省略した場合、あるいは空文字列の場合はユーザによる回答の変更ができなくなる |
| expected_str | 期待する文字列 | aptから質問される文字列 指定した場合は、その文字列が出現した時点で質問に対する回答を出力する |
| status | 状態 | 指定した場合はpreinstまたはpostinstの状況にマッチする場合に実行される。 |
| install_type | インストール形態 | 指定した場合は新規インストールまたはアップグレードの形態にマッチする場合に実行される。 installもしくはupgradeを設定 |
G-Update のソースは、Subversion で管理されています。最新のソースは、Anonymous Subversion で取得することができます。
| $ svn co svn://g-update.good-day.net/g-update/gpackage |
取得したいソースをチェックアウトします。gpackage の例を示しています。WebUpdate, PkgUpload, GSigを取得したい場合は、gpackage の部分を、webupdate, pkgupload, gsig に置き換えてください。
| $ cd gpackage |
| $ ls |
| branches tags trunk |
最新のソースにアップデートしたい場合は、チェックアウトしたディレクトリで、 update コマンドを実行すれば取得できます。
| $ cd gpackage |
| $ svn up |
| リビジョン 87 です。 |
日本語用のメーリングリスト g-update-ja@good-day.net、英語用のメーリングリスト g-update@good-day.netがあります。参加方法、退会方法は以下を参照してください。
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投稿先は g-update-ja@good-day.net です。
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バグや要望などありましたら、下記のアドレスまでお願いします。また、一緒に開発をしてくれる方、G-Update のメンテナも募集しています。
YAMASAKI Yutaka <yamasaki @ good-day.co.jp> PGP 公開鍵
$Id: index.html,v 1.41 2004/12/08 08:53:41 yamasaki Exp $